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地球上で最も重要な投資は「人を育てること」ですが

日本の子どもを取り巻く環境は

​先進国中ワースト2位です*

​高校生・大学生の「やりたいことがわからない」という社会課題は、あなたの寄付で解決することができます

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*対象38カ国中、Report Card 16 "Worlds of Influence: Understanding what shapes child well-being in rich countries" (unicef, 2020)

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オトナタチは、高校生・大学生の自己実現に取り組む非営利団体です。

2018年に始まった1on1 collegeは、「対話」を用いて、学生自身による自己認知(何を大切にするか)と自己管理(どう大切にするか)を支援しています。

参加者の声

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「やりたいこと」や「自分」の解像度が上がった。

話せば話すほど、やることが自分の気持ちに忠実になっていく。

そうして、自分を信じられるようになった。(大学2年生)

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自分について知ることで、意思決定の大きな糧になる。

そしてそれをすることで、後悔しない決断ができる​。(大学2年生)

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1on1を始める前は「何かを書くことが好き」くらいの

気持ちだったけれど、今は自信を持って、

「書くことが好き」と思えるようになった。(高校2年生)

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建前としてやらなくてはいけないことを、

やらない勇気を得られた。

そして、やりたいことに時間を使えるようになった。(大学1年生)

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好きなことややりたいことを継続できる、

計画の立て方と行動力が身についた。(高校2年生)

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自分のやりたいことを突き詰めることに迷いがなくなった。(大学4年生)

参加者の事実

72

現在の参加者数

162

累計の参加者数

66.7%

累計の女性の割合

3.5

最長の参加年数

23

国内の参加者の

住んでいる都道府県

11

海外の参加者の

住んでいる国・地域

100%

「やりたいことが明確になった」と答えた割合

​※在籍3ヶ月以上

600

年間1on1*実施数

※2021年度 / *1対1での対話

<参加者の活動 / 対話のトピック>

絵画/造形/写真/音楽などのアート、 デザイン/プログラミング/ものづくり、 学業 / 研究 / 論文、スポーツ、起業 / ビジネス、部活 / サークル / 学生団体 運営、インターンシップ/ ボランティア / アルバイト、進路/受験/留学/就職、友人/家族/恋愛 etc

<参加者在籍校>

(高校・高専)

郁文館グローバル、N、北豊島、吉祥女子、クラーク国際、高知国際、渋谷教育学園渋谷、筑紫女学園、鶴岡工業高専、東京学芸大附属国際中等教育学校、東京韓国学校、福岡工業大学附属城東、UWC ISAK Japan、Marc Garneau Collegiate Institute

(大学・大学院)

大阪、慶應義塾、高知、神戸市外国語、国際教養、国際基督教、淑徳、昭和薬科、多摩美術、筑波、電気通信、都留文科、東京、東京医科歯科、東京女子、東京成徳、東京農業、獨協、名古屋、日本女子、兵庫県立、文教、北海道情報、宮城教育、立教、立命館、立命館アジア太平洋、早稲田、University of Amsterdam、University of British Columbia、San Francisco State University、Seoul National University、University of Toronto

​※短期留学を除く

※2022.5.20現在

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高校生・大学生の

「やりたいことがわからない」

という社会課題を解決しませんか

私たちの具体的手段

1

実践的な研究開発「1on1 college

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2018年に始まった1on1 collegeは、高校生・大学生が自分自身をデザインするためのオンラインツールです。私たちは全1on1ミーティングを録画し、定期的に振返り、意見交換を重ねて、1on1の改善と知識・経験の体系化に挑み続けています。

<プログラム>

  • 月1回・1時間 / オンライン / 無料

  • 社会人メンターとの1対1でのミーティング

  • 高校生・大学生対象(高専・修士・浪人・休学含む)

2

多様な個性との集団的創造

オトナタチでは、高校生・大学生との対話者が、アート・教育・政治、あるいはマネジメント、マーケティング、デザインの従事者と協働でプロジェクトを進めています。

<代表略歴>

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長谷川 亮祐

学生との対話者。2018年、アート集団「チームラボ」の興行部門で採用責任者を務める傍ら、1on1 collegeの前身となるプログラムを創業。後に独立。これまでアートミュージアム『teamLab Borderless』事業開発、(株)ポピンズ 社長室、衆議院議員秘書など。

3

非営利での独立経営

真に学生本位の対話を成立させるために、私たちは学生との利害関係をなくし、学生が他者の意向に影響を受けない体制にする必要がありました。結果的に私たちは、学生向けには無償で提供し、クライアントを持たない、非営利型で独立した経営モデルを選択することになったのです。

◉ 家庭からの独立

1on1にかかる費用を価格転嫁する場合、一定の高額化は回避できません。その支払いを保護者に頼ることもできますが、親子の望みは常に一致するわけではありません。また、学生にアルバイトを求めることは、貴重な時間を奪うことになり、本望ではありませんでした。

◉ 学校からの独立

私たちは本人が望まない限り、学業や部活動の成績、あるいは進学・就職実績を重視していません。学校と学生の利害もまた、一致しないことがあるのです。私たちはかつて、独立を保証された上で学校と協働しましたが、これは極めて稀有な例であることが後にわかっています。

◉ 企業からの独立

自己実現度の高い素晴らしく優秀な学生たちを、人材として企業に紹介することは可能かもしれません。しかしこの収益モデルは、1on1を学生本人ではなくクライアント企業の求める人物像に最適化させようとする心理を免れません。

私たちは「教育しない」

世界で最も重要な投資は「人を育てること」です。芸術や科学、技術を創造し、家庭や企業、地域を構成し、法や制度をつくり、運用し、あるいはそのつくり手を選ぶのが「人」だからこそ、それを成熟させる「教育」は最重要だと考えられています。また、SDGsの達成や、気候変動や貧困など大規模で複雑な社会課題を根本から解決するためには、多分野・多職種による同時多発的なリーダーシップが不可欠であり、そのためにも「教育」は求められています。

 

しかし、私たちは「脱・教育」を提案します。矛盾と感じるかもしれませんが、「人を育てること」が重要だからこそ「脱・教育」なのです。大人が教えたいことを教える「教育」より、子どもがやりたいことをやる「自己実現」を支援するのです。

 

なぜなら、もはや「人を育てること」にとって、「教育」は「自己実現」ほど重要な手段ではないからです。

教育は他の人(家庭・学校・企業)にしてもらうことで、自己実現は自分が自分のためにすることです。興味に基づいた学習は、そうでないものと比較して学びの効果が高いことがわかっており、リカレントやリスキリングのきっかけや方針になるものです。また自己実現は、専門的なスキルの向上、リーダーシップの発揮、他者との関係構築の基盤になり、その影響はIQ(知能指数)を凌ぎます。

一方で私たちは経験上、学生の多くが「やりたいことがわからない」と悩んでいることを知っています。実際に、日本の若者は、自身の個性や強み、目標や方向性などの価値観に自信を持てなくなる傾向が、他国よりも20-40%高いことがわかっています(*1)。私たちはそれを過小評価してはいけません。これらのことは、自己肯定感、生活の満足度、将来への悲観的な態度に影響し、遂には、日本の子どもの精神的幸福度(mental well-being)は先進国38カ国中ワースト2とされるに至りました(*2)。

自尊感情が低い人間は、他人を尊重することが難しくなる傾向も指摘されています。つまり自己実現は、多様性(diversity)・公平性(equity)を尊重し、他者を包含(inclusion)する姿勢をも醸成するのです。

これらの原因は根深く、構造的です。現代の情報化社会は、多くの学生に自由以上に迷いを与えました。近年のパンデミックは、自分を知る様々な機会と意欲を奪いました。加えて我が国では、文化的・歴史的に、私たちは自分の意見よりもコミュニティの雰囲気を尊重する傾向すらあります。もはや現代の日本に生まれ育つことは若者にとって恵まれたことではないのです。

 

私たちは「教育しない」こと、そして「自己実現」を支援することを選びました。私たちの最大の動機は、当事者の学生本人が「自己実現」を強く望んでいることです。そしてこれまで多くの学生から話を聴くなかで、やりたいことが何もない人はひとりもいなかったことです。

*1: 18歳意識調査「第46回 -国や社会に対する意識(6カ国調査)-」報告書(日本財団、2022)

*2: 対象38カ国中、Report Card 16 "Worlds of Influence: Understanding what shapes child well-being in rich countries" (unicef, 2020)

誰に対しても全部言えるようになって、自分の中でも受け入れられるようになったというか。そこの変化はすごく大きかった。その積み重ねで、自分自身のいろんな面も受け入れられるようになった。

(大学2年生)

自分の感覚を他人と比較して違うことに怯えて、冷静に見れなかったが、今は自分の感覚を肯定することができるようになった。

(大学4年生)

なぜ始めたのか

ある企業の採用担当者が、来る日も来る日も面接に明け暮れていたときのこと。最初は「何かに夢中になった」「寝食を忘れて没頭した」といった経験をした人があまりに少ないことを実感するだけでしたが、話を聴いていくうちに、そのほとんどの学生・社会人が、そうなりたかったのになれなかったのだと知りました。

さらには、多くの保護者や教員も「やりたいことを見つけてほしい」「好きなことを仕事に繋げてほしい」と考えている方が多いことを知りました。

企業だけでなく、学生の周りの大人たちの多くが、そして誰より本人が望んでいるにも関わらず、ほとんどの人が「やりたいことをやる」を実現できていない。なんて不幸で、なんてもったいないことだと感じました。

これが1on1 collegeとオトナタチの起源です。

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高校生・大学生の

「やりたいことがわからない」

という社会課題を解決しませんか

「毎月の寄付」でご支援いただいた方へ

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Letter(月1回 / 月末)

学生たちとの対話との対話のハイライトや(公開可能な)彼女ら/彼らの活動を紹介し、オトナタチの最新情報と併せてメールでお届けします。

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Event(年1回 / 5-6月)

活動レポート制作時に、支援者向けの限定イベントを開催します。

※参加自由、当面はオンラインの予定

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Interview(ご支援開始時)

支援者ひとりひとりの半生や価値観もまた貴重なものです。もしよろしければ1on1で私たちにお聞かせいただき、学生との対話に活用させてください。

​※任意、当面はオンラインの予定

2022年度

100名限定

Otonatachiへの「毎月の寄付」について、以下の理由により、2022年度(-2023年3月末)は最大100名までに限定させていただきます。

  1. 私たちのチームや関わっている学生の規模はまだ小さく、支援者の規模もそれに見合ったものであるべきだと考えるため

  2. ひとりひとりの支援者への感謝と敬意を忘れず、寄付を大切にしたいため

身勝手なお願いではありますが、ご理解いただければ幸いです。

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寄付プラットフォーム「benevity」のパートナー企業にお勤めの方は、社内システムからご支援いただくことができます。

※お勤め先によっては、企業が寄付金を負担・上乗せする制度があります。詳しくはお勤め先の担当部署までお問合せください。

FAQ

Q: 領収書を発行できますか?

A: はい、発行できます。ご寄付が完了次第、自動的にメールにてお送りしております。​

Q: 金額は変更・中止できますか?

A: はい、変更・中止できます。お手数おかけしますが、info@otonatachi.comまでご連絡ください。

​​

Q: 税制優遇の対象になりますか?

A: いいえ、残念ながら対象になりません。私たちは現在「一般社団法人」として登記されており、寄付者に税制優遇を提供できる法人格ではありません。今後、運営年数を増やし、規模を拡大することで、寄付者に税制優遇を提供できる「公益社団法人」になる権利を得ることができます。私たちは可及的速やかに公益法人化を目指していきます。

<法人概要>

 法人名:オトナタチ一般社団法人

 創 業:2018年10月1日(法人設立は2020年6月)

 役 員:

 (代表理事)長谷川 亮祐

   (理事)岩 恵美、大木 義昭

   (監事)岡部 勝幸

 所在地:東京都杉並区桃井4-13-18 403

 連絡先:info@otonatachi.com

※当社は法人税法上の要件を満たす、非営利型法人です

"オトナタチ"という名前は、当時高校1年生だった、1on1 college参加者がアンケートに記入した「かしこまりすぎず、先生というより1番相談しやすい大人という感じ」という一節に由来しています。

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